10/10その1へ 10/10その2
夕方、一度ホテルに戻り、とりあえず晩飯までひと休みすることに。
晩飯はちゃんとした小龍包(ショウロンポウ)が食えるということで結構
楽しみにしていたり。(ちなみに私の食い物の知識は「美味しんぼ」だったりする)
台湾でもかなり人気の店らしく、待ちも多かったんで結構急ぎで食うハメに。
でも美味かったっす。
夕食へはバスで移動してたんですが、夕食の帰りには添乗員さん曰く、
「ホントのニセモノの店」に経由することに。ようするに、イミテーションと
いうかニセモノのブランド品なんですが、ようは精巧なニセモノを「ニセモノ」
として売ってるわけですな。(※もちろんイケナイことですわん)
ニセモノにもランクがあって、すぐわかるモノからかなりのモノまで
混ぜて売ってたようです。ニセモノ買うにしてもよー選ばんとあかんと
いうことで。
ホテル帰着後、私の催促もあり、夜の町に繰り出すことに。出来れば屋台とかが出てる
ところに行きたかったが、ちと遠そうな気配だったんで、とりあえず近場を散策する
ことに。とりあえずはまだそんなに遅くなかったんで「そごう」の新館とやらを探しに。
新館には有名ブランドの店ばかり入っているらしく、それが目的だとか。
私が夕方にそれらしきものを見ていたんで、そこに行ってみましたが、どうも様子が違う
んで店員に確認したところ、そこはカラオケ屋さん・・・やたら豪華な入り口なうえに
「〜〜〜そごう店」と店名を書いていたのに騙されました。おばか。
昼間に使っていた地図は重かったんで持ってきておらず、しょうがないんで日本を
出る前に貰っていたパンフをみるとちゃんと地図のってるじゃあーりませんか。
あっさり「そごう新館」とやらに到着。
そごう新館への目的は、同行メンバーのうちの1人がヴィトンな財布を買いたかった
ということでしたが、肝心のヴィトンのショップは入っていない模様。直営店にいくしか
ないので、明日の朝になんとか時間を作って強行する作戦を決め、とりあえずはそごう
近辺を散策することに。
そごう近辺にも商店街っぽく店が営業しており、昼間に探していた雑貨屋さんっぽい
店もちらほらとあり、なんかいい感じに。途中、おもちゃ屋さんを一軒だけ発見、プラモ
なんぞも置いてあり、私的に少し心ときめかせていまいたが、どうも日本製のもの多数
な感じで萎え萎え。散策の続きへ。
途中、仲間内な人へのイヤな感じのお土産なんぞを入手しながら街中をうろうろしてたら・・・
やりました!道に迷いました。
外国でしかも晩方に道に迷う・・・私を除いた同行者2名が次第に不安な様子になっていく中、
私1人密かにワクワクしておりました。たまらんシチュエーションです。
わからんなりに、なんとか地図から目印を見出そうとしたり、道行くおねいさんに声かけて教えて
もらおうとしてみても、うまく声がかけられなかったりと、どんどん状況は悪化していきますが、
私にとっては萌えなシチュエーションでしかなかったり。
他2名があんまり不安な状況をあんまり長引かせるのもアレなんで、頃合を見計らって、
私1人でとりあえず通りすがりのアベックの男の人にアタック。
(男3人でアタックすると相手をビックリさせる危険があるため)
なんぞの勧誘とか販売かと勘違いされてあっさりかわされかけたが手にしていた地図に
どうやら気付いてくれたらしく、とりあえず相手側は状況把握にチャレンジしてくれることに。
ていうか、中国語わからんし、どう声をかけたものか?と考え、エセ英語で「エクスキューズミー」とか
ほざいてみようかと思ってましたが、なんとなく違うような気もしたんで、地図を手にして
「あのー」ってな感じでアタックしたわけですな。
で、いざなんとか会話しようとしてみたら、相手側の東洋人なアベック曰く、
「イングリッシュオンリー」との回答が。エセ英語やめて正解。(笑)
そして、地図を使ったゼスチャーと片言の英単語にて意思疎通を図ることに成功、
「ディスウェイ?」とか言いながら目の前の道が地図上のどこかを教えてもらうにいたる。
なんのことはない、現在地からホテルまでは一直線だったり・・・。ただ、方角がわからなく
なっていたのが致命的であった模様。
私達は地図見て、その距離は昼間に行軍した感じから、充分歩いて帰れる距離だと判断
したが、相手側は歩いていくのか?結構距離があるからタクシーで帰ったら?というような
感じのことを言ってたようであるが、私達は「ウォークウォーク」とかほざいて歩いて帰る意思
を表示し、これまた「サンキューベリーマッチ」とか見事に日本語表現な感じの英語モドキを
発声しながら無事帰途に着きましたとさ。